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メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)【ヒント発見士ぴーちくぱーちく】全てをメモせよ

メモは姿勢



もう一回読み直そうと思ったら、どこを探してもない。おかしい。ある筈なのに。
どうやら不注意でブックオフに売ってしまったようだ。ということで再度購入し読了(笑)

改めて読むと細部まで理解できるようになる。お気に入りの書籍などは血となり肉となるまで読むことをおすすめします。

で、本書の紹介ですが、タイトルに「メモ」とあるので勿論「メモ」の取り方も教えてくれます。ですが単純によく巷にあるように、メモの効率的な取り方や、ワンポイントアドバイス、裏技的なテクニカルな内容の本ではありません。Excel本のようなショートカットを多様したり、関数を駆使するといったような。

メモと通して得られる効能は勿論、思考の深め方、ビジネスへの転用、人生の指針といった、より深い人の本質的な部分を炙り出す助けとなる内容になっています。

著者の前田さんも「メモは姿勢」と言うように、メモを強力なツールとして運用すれば生きると言う航海を正しく進めるための指針、「人生のコンパス」を手に入れることができると仰っています。


365日おびただしい量のメモ、いつでもメモが取れる状態にする

本書より

「夥(おびただ)しい」、この文字、ニュアンスが怖い、恐ろしいを想像させます。「魔」と言う表現がぴったり。だからメモの魔力なのです。まずは最初に量、量、量です。

何をメモするのかというと、全てです。例えば人と会話したり会議などでメモをするとします。ここで大事なものだけをメモするとなると、大事かそうでないか選定しなければなりません。そもそも何が大事か前もって分からない場合もありますし、後からすごいアイデアが眠っているかもわかりません。そういう勘が働くまではメモを選り好みせず取りまくる方がベターです。
そしてこれがまた難しい。私も試しましたが、気を抜くとすぐ手が止まってしまいます。日々意識して一言漏らさず必ずキャッチすると言う意識で臨まらなければなりません。習慣化するまでは3週間が最低必要です。ここまでは一緒に頑張ってみましょう。

メモの効用

メモには2種類ある


夢、願いを紙に書き付けることで、その想いは格段に強くなる。何度も見返すことで、その想いは本物へと成長し、心の中にへばり付いて離れなくなる。想いを持ち続けることができる。

本書より

これはよく言われることですね。手書きでメモやノートに書く。具体的に。それを毎日みる。至るところで目にする環境を作る。潜在意識に刷り込むことで脳が自然とそれを達成するためにフル回転する。
例えば、時計をふと見た瞬間に「ゾロ目」だったり「誕生日」だったりすることが多いと感じないでしょうか?他にも、自分が持っている車など特別なもの、今気になっているものはよく目に付くのです。確率的にはどれも同じ筈なのに。人間の脳は自分に都合の良いもの、興味のあるものリサーチします。同じように脳に夢を刻み込むことで、その夢に必要なものを勝手に検索してどんどん呼び寄せます。そうすることで、夢をメモに具現化した人とそうでない人では、これだけで大きな差がつくのです。

1.記録のためのメモ→外付けハードディスクのように記憶媒体としての第二の脳としての役割

2.知的生産のためのメモ→これが重要

本書より

メモを取ることで重要なのは記録することではありません。情報自体は単なるファクト(事実)ここから一歩踏み込んで考える、クリエイティビティを発揮させていく、これが本書の狙い、メモの魔力です。ではどうやって行くのか。詳細は本書を読んでみて下さい。まだ私も勉強中です。ほんの触りだけ紹介させて頂くと、まずファクトを漏らさず書きます。その後に、内容を抽象化させます。もっと上位の概念を考えて、本質的には何を表しているのかと。汎用性があるところまでを言語化させます。そうなると別の次元が見えてきます。その抽象化させた概念が別の場所で使えるのでは?と気づく。これを本書では目指しています。

そしてメモとは異なるかもしれませんが、自己分析にも本書は多くの紙面を割いています。自己分析の重要性、これは言わずもがなだと思います。冒頭にも書いたようにメモは人生のコンパスになり得ます。そのコンパスの先には自分が目指すべき場所があるはずです。しかし自分が何者なのか、何に価値を見出しているのか、自分を知らなければ、目標、行きつきたい場所が決まるはずもありません。その為に自己分析をして自分の本質を知ることが大切だと説かれています。それを達成する為に前田さんが用意した「1000の問い」が用意されています。これは真剣に考え回答しようとすると膨大な労力を必要とします。時間もかかります。相当大変です。でもやるべきです。最初は100問だけでも十分と仰っています。
是非本書を読んでメモの魔力に取り憑かれ使いこなせるようになって見て下さい。私も実践していきます。そして自己分析をし自分を知り、確固たる揺るぎない自分の指針を確立させ、この不安定で、一寸先には何があるか分からない激動の時代でも迷わず夢に向かって一歩一歩踏み出していきましょう。

本書をおすすめいたします。

以上、ヒント発見士ぴーちくぱーちくでした。

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