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ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく【ヒント発見士ぴーちくぱーちく】

ゼロから始まる


久しぶりに読み直した堀江さんの著書。他ではあまり語られることはない幼少期、家庭環境、堀江さんの歩みを知ることができます。堀江さんの代名詞とも言える「多動力」何故これほどまでに様々な事業を手掛けるのか?単純明快、原理原則が書かれています。

「働くことに理由はいらない」「働くなんて当たり前」

本書より

これは同じ考えだった。よく「宝くじが当たったら」という話題が上ることがあると思う。家を買って、車を買って、仕事を辞めて悠々自適に暮らして…。

私も欲しい欲しい物は沢山あるし、色々買うとは思う。でも「働く」をやめることはない。成長したいし、発見したいし、まだまだやりたいことがある。何をするかは分からない部分はあるが「働く」を一生やめることは想像ができない。

物事の出発点は「掛け算」ではなく、必ず「足し算」でなければならない。まず、ゼロとしての自分に小さなイチを足す。小さな一歩を踏み出す。ほんとうの成功は、そこから始まる。

本書より

スタート地点は、皆んな「ゼロ」。プラスでもマイナスでもなく「ゼロ」。楽をして掛け算を考え成功までのショートカットしようとしても、それは無意味。まだゼロだから。相乗効果を得られるのは、一歩一歩踏み出し、自分の数字を大きくしてからだ。

この、「ゼロ」や「一歩踏み出す」を読んでいるとき、何故か水前寺清子さんの「365歩のマーチ」が頭に浮かんできてしまいました(笑)

どこかの「ゼロ」というある地点。周りには何もなく前後左右、どちらを向いているか分からないその場所。そこから一日一歩でも歩を進めて「イチ」を足す。少しずつ足す。いきなり電車や飛行機には乗れない。改札口まで、搭乗口まで、自分で歩いて行かなければならない。

また、ある時は二歩下がることがあるかもしれない。三歩進んで二歩下がるのではなく、三歩進んで三歩も四歩も下がることがあるかもしれない。その時自分が今いる地点、下を向いて見るといい。一番最初にいた「ゼロ」の地点からは、必ず移動している筈。

同じ歩数進んで同じ歩数下がっても、微妙にずれている。背の方向に進んでいるだけかもしれない。向きを変えただけでマイナスにはなる事が決してない。

「仕事」と「子どもの授業参観」とを天秤にかけた時、仕事の方を優先すべきと思った。ただそれだけの事だ。

本書より

堀江さんのご両親は共働きだったそうです。そして授業参観に来たことはなかった。この「天秤」という表現が私には面白く感じました。こんなドライな考え方もあるんだと、ただただ単純に感じた。「家庭」と「仕事」とどちらが大事…、という無意味な比較ではない。多分他意はなかったんだろうと思う。

子どもの頃の堀江さんも、そういうものだと思っていたし、仕事はそれだけ大切なこととも思っている。もちろん、絶対に授業参観に出たいと思えば出たらいいと思う。その人の価値観だから。私も出れる時には出ている。でも仕事を優先することもある。ただそれだけのこと
by シャウアプフ

何事も得意だとか、苦手だとかいう先入観で物事を判断せず、目の前の作業にハマってしまえばいい

本書より

そもそも人間の個々のパラメーターにはそれ程大きな差異はないと思う。100mを9秒台で走る人もいれば15秒で走る人もいる。殆どの人は世界一を目指している訳でもなく、日常ではたった数秒の誤差。それはどんな作業や仕事でも同じ。誤差の範囲。

試しに動いてやってみれば前に進める。やらなければいつまで経ってもスタート地点のまま。陸上競技であれば失格だ。

仕事や人生に怖じ気づく理由→自信を形成するための「経験」が圧倒的に不足している

本書より

私は昔、店頭で販売をしていたことがあります。お店には中々お客さんが来なくて、チラシやティッシュを配ったり、店頭で声がけも行っていました。当時はそういうのが苦手だった。しかし、仕事で半ば強制的にやらざるをえませんでした。

最初は嫌でした。見知らぬ人に自分から声をかけるなんて。しかしやってみると、意外に難しくはない。なんてことはありませんでした。全然平気。そりゃそうだ。手を動かす、声を出す。これだけの動作なんだから。

一度経験すると、次の日からは全く問題がない。それどころか、どうすれば足を止めてもらえるのかな?と、工夫までするようになっていました。今でも人見知りなので、こういうのは苦手な部類に入ります。できればやりたくはありません。でも過去に経験したこれらのことは、上手い下手は別として、出来ます。

経験とは、時間が与えてくれるものではない。自らが、小さな勇気を振り絞り、自らの意思で一歩前に踏み出すこと。経験とは、経過した時間ではなく、自らが足を踏み出した歩数によってカウントされていく

本書より

私が経験したのはこれです。些細なことすぎて、他人からはしょーもなく、それこそ一歩なんかにカウントするな、と思われるかもしれません。でも私にとっては、小さくても一歩は一歩でした。



「働くこと」というのはどういうことなのか。本書をたまに読み返して考えます。他にもエピソードが沢山あります。桃太郎の話しだったり、ヒッチハイクの話しだったり。

とても単純なことで、行動すること、勇気を出して一歩前に踏み出すこと。
難しく考えることはない。たまに忘れてしまうことがあるので、こうして本書を読んで勇気をもらって行動するようにしています。

よければ本書を手にとってみてください。おすすめ致します。

以上、ヒント発見士ぴーちくぱーちくでした。

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