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「伝える力」と「地頭力」がいっきに高まる 東大作文【ヒント発見士ぴーちくぱーちく】

とても論理的でとてもわかりやすい


「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書の著者が書いた文章術。非常に汎用性が高いので、日常でもビジネスでも使える。有効範囲がとてつもなく広いので費用対効果に優れていると思う。読書自体、費用対効果は高いけど、実践的なのでアウトプットもしやすいと思う。

タイトルは「東大作文」となっているので「作文」いわゆる文章を書くための技術を教えてくれるのだけれども、本質はもっと上位に位置している。相手に対して自分の意図通りに伝える。あわよくば相手に行動まで促し、変化を与えるまでを本書は目標としている。

SNS、ブログ、報告書、プレゼン資料。私たちは日々何らかの形で文章を書いている。他人に「伝える」ということをしている。簡単に、アウトプットを手軽に、世界中に発信できるようになっている。物凄い速さで進化している。

でも私を含めて、残念ながらそのスピードにアウトプットをする力、相手に伝える力、文章を書く力がついていなくて、悩んでいる方は多いと思う。

そんな方には本書はうってつけだと思う。

文章を書くためのポイントが体系立ててまとめてある。一つ一つが非常にわかりやすい。論理的に組み立てられている。目的があって、それに向かって何をすべきなのか、道筋が明確に示されている。だから迷うこともない。

特に「論理的」というのが非常に勉強になった。論理的な文章というのは、こうも分かりやすく相手に伝わるのかと。今まで自分の理解力の無さを嘆いていたが、もしかすると世の中の文章にも、論理が飛躍していたり、非論理的であるが故に、分かりにくい文章が多くあるのではないかと感じた(自分の理解力の無さを棚上げするのはよくないw)

著者は偏差値35から東大に入り、その東大生を調査した結果を元に、本書は作られているので信頼度も高い。私は前著および著者を「schoo(スクー)」というオンライン動画学習教材で知った。

その時は確か「「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書」を解説した内容だったと記憶しているが、それは非常に分かりやすく、凄いなこの方は、と思った。これを書きながら、東大読書をまた読み直そうと今思っている(笑)

と、長々と書いてしまい申し訳ございません。内容も少しだけかいつまんでご紹介いたします。

文章というと、自分が書きたいこと、伝えたいことを文字化する、と普通は思うがそれだけでは足りない。読書もそうだが作文も「双方向性」が大切。一方的に自分が自分が、ではなく、そこに相手を想像して、相手がどう思うのか、分かりやすい論理的な構成になっているかまで検討する必要がある。

それを身につけるために、本書では以下「5つの力」を教えてくれる

1.要約力…手短に相手に伝える力

2.論理的思考力…伝わる文章力

3.客観的思考力…相手を納得させられる文章作成力

4.コミュニケーション力…読者が読みたくなるような文章作成力

5.批判的思考力…必要のない部分を削ぎ落とし伝わりやすい文章作成力

またこれが一番大切なことなのだが作文には絶対原則がある。それは書く前に

「最後に何を書くか」を考える

要するに、今回は●●が言いたい、これを決めてから文章を書くこと。これがないと始まらない。あとがきに「何を書くか」。これを必ず決めること。

これさえできれば、あとはその言いたいことについて、話を組み立てていく。話の幹を決める。そこに論理を使って根っこを張り巡らせ、枝葉や花といった彩りを添える。これに尽きる。

なぜ「最後」かというと、最後に言われたこと、書かれたことが人の記憶に残りやすいから。ただそれだけのこと。結局作文する、書く、ということは自分の主張を伝えるということ。一番伝わりやすいのは最後。だから最後に一番言いたいこと、伝えたいことを書く。

ここを押さえることが出来てきたらもう大丈夫。第一ステップはクリア。

ここから先は、その伝えたいことをどのようにして書き記していくか。技術面の話。

伝えたいこと→主張。主張には4つの型がある。

1.感情型…感じたことを言う

2.共有型…知ってほしい。理解してほしい

3.要望型…相手に対してのお願い

4.警鐘型…お願い+客観的に主張

自分が何を言いたいのか。伝えたいのか。この型のどれに属するのか。明確にしておかないと、方向性がブレて相手に伝わる可能性が低くなってしまう。だから事前に軸を決めておく。

読者はバカだ

と喧嘩を売っている訳では決してありません。誤解の無いように。文章を書くこともそうだが、私はプレゼンをする機会が多い。その時に、相手に対して要求を高く設定してしまっている。

何かと言うと、前提条件、前提知識、一を言えば十わかるだろうと、間を端折ってしまうことがある。自分がこう言えば相手はここまで理解を、普通するだろうと考えてしまう。そうすると大抵失敗する。

私は営業時代に常々こう言われてきた「バカでもわかる資料を作れ」と。誰がみてもわかるように平易に書く。●●は▲▲になる。だから⬛️⬛️だ。と論理的に繋がるようにする。こう教わってきた。

誰が読んでも誤読することがなく、必ず同じ認識となるように。これを意識するとだいぶ違う。それを分かりやすく丁寧に理路整然と本書は教えてくれる。

他にもまだまだポイント、勉強すべきことが沢山書いてあります。私も勉強中です。もし私と同じように、人になかなか伝わる文章が書けない、であったり、言いたいことがうまく整理できない、であったりと感じている方は是非読んでみて下さい。

そして勉強になったポイントなど教えてくださるとと嬉しいです。一緒に勉強して行きましょう!

ここまで読んで下さってありがとうございました。

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