教養・哲学

ほぼ日刊イトイ新聞の本 (講談社文庫)【ヒント発見士ぴーちくぱーちく】古いのに新しいという、矛盾が成立?

ほぼ日刊イトイ新聞の本

こんにちは、ヒント発見士ぴーちくぱーちくぴーちくぱーちくです。
今回は3つの「楽しさ」についてお話致します。

一つ目は「言葉はやっぱり楽しい
二つ目は「仕事を楽しくするにはどうするか
三つ目は「人生を楽しく生きるにはどうするか

と、本題に入る前に。
タイトルの「古いのに新しいという、矛盾が成立」ですが意味わかりますか?

分からないですよね(笑)

私もよくわかりません(笑)

これは「ほぼ日刊イトイ新聞の本 (講談社文庫)」という糸井 重里さんが書かれた本を読んでいて感じた事なんです。

本書は10年以上も前に出版されていて、時代が古い(言い方悪くてごめんなさい)のにも関わらず、新しい発見がたくさんあったのです。本質的というか普遍的なものというか。

ビジネスとか人とか生き方とか、人間の核となる非常に大切なことが、至るところに散りばめられているんです。何回読んでも気づきが得られる。私は忘れっぽいので「ハッ」と思う瞬間がいつもあるのです。

本自体、それは昔のなんだけど伝わってくる情報は、毎回新しくて新鮮なんです。
だから「古いのに新しいというほぼ矛盾してるが成立する意味って何だろう?」とつけました。

そしてこれからお話する3つの「楽しさ」も本書からヒントを得たことです。

タイトル:ほぼ日刊イトイ新聞の本 (講談社文庫)
著者:糸井 重里
解説:重松 清
ターゲット層:コピーライター志望の方、ビジネスに興味がある方、心理学に興味がある方、マーケティングに興味がある方、人生論が好きな方、哲学が好きな方、字が読める方

言葉はやっぱり楽しい


今現在、糸井さんの事をコピーライターと表現していいのか分かりませんが、数多くのキャッチコピーを世に送り出しています。そんな糸井さんが書いた本なので、ワクワクできる巧みな言葉が前半部分にたくさん登場します。

例えば

AD…「ディレクター成分」はトッピング程度

本書より

ディレクターという名前がついていますが、実際は一番からだを使い気を使い、テレビ業界の最下層を担っている(本書でこう表現されています)

ほとんど全てがアシスタントメインの仕事なので、ディレクター部分はほぼ皆無。
その皆無を「ディレクター成分」はトッピング程度と変換して表現されています。

こんな風に言葉を操ってみたいものです。

もう一つ

多忙は怠惰たいだの隠れみの

本書より

すごく忙しそうにしているが、実はサボっている事の意。
どういう事かというと。

連日深夜までほぼ徹夜状態で働く。でも実際は、お昼過ぎからダラダラ仕事をしていて
終電を逃す、とか。
「今忙しいから」と忙しなく動いて自分はよく働いている気になっているが、実際は問題を先送りにしている、とか。

この他にも本書の前半部分では色々な比喩表現が用いられており、必ず気になるフレーズが出てくるのではないかと思います。

この何かに例えるというのはメリットがあります。

第一に「分かりやすい」という点です。


人に説明する時、ことがらを正確に話しても伝わらない、理解されないという事があります。その時に身近なものに例えると相手の脳が氷解してすんなり聞き入れてもらえる事があります。

だから説明をするときや、プレゼンテーションで人に伝えたい事がある場合はなるべく比喩表現を意識すると、とても良いと思います。

仕事を楽しくするにはどうするか


仕事をしていて嫌だなって思うのはどんな時でしょうか?

人付き合いとか、無駄だと思える仕事をさせられたりとか、自分は絶対にやるべきという案が却下をくらった時とかでしょうか?

私も色々と思い浮かぶのですが、一番は「自分の思い通りにならない」です。

それなら起業しろと言われそうですが、流石に世の中全ての人が全員経営者になるというのはちょっと無理があります。もっとテクノロジーが進化してロボットがなんでもできるようになれば、製造業も経営者一人で後の従業員が全てロボットもなくはないかもしれませんが。

そして起業したからといってもビジネスは一人ではできなくて、パートナーだったり何かしら相手方がいるものです。だから働く地位とかそういうことではないんだと思ってます。

ではなんなのかというとそのヒントが本書にありました。

自分でイニシアティブを握って行う仕事には、真の喜びや楽しさがある

本書より

これを私は主体的に仕事を進めることでどんな仕事も自分ごととして楽しくできることだと捉えました。ちょっと難しいかもしれませんが、本当に必要のない仕事だと思えば断る事もできます。

いやいや、会社だからと思うかもしれませんが、そんなことはありません。

私も組織に属しており、毎週定例になっている会議があります。その会議には皆んな出席しているのですが、出席しててもほとんど自分の業務に関係がない。何を議論するのか決まっていなくて結局1時間、全員の時間を拘束しているだけとしか思えないような会議があるのです。

私は決心してその会議には出席しませんでした。結果は全く何事もありませんでした。私はその浮いた時間で別の仕事に取り掛かっています。たまに私が必要な時は連絡が入り、その時だけ出席して終ったら出て行くというスタイルです。固定観念は強力ですが、以外とルールなんてあってないようなものなんです。

他にも、単純作業でつまらないなと感じる仕事もあると思います。でもそれは誰かがやらなきゃいけない。そういうときも自分ごととして、工夫をし超効率よく終わらせるようにするとか、違う方法で達成させるとか、とにかく考えてがむしゃらにやってみる。

そうすると、無茶苦茶はやく終わらせることができるかもしれません。そうなってくると楽しくなってきます。これは堀江貴文さんも言ってましたが、「何事も得意だとか、苦手だとかいう先入観で物事を判断せず、目の前の作業にハマってしまえばいい」と。

こう考えて行くと、どんな仕事でも極論楽しさは見出せるのだと思います。

楽しいもつまらないも自分がそう解釈しているだけ。一度やり方、考え方をリセットしてみるといいと思います。
難しいですけどね(笑)
私もよく立ち止まります(笑)

人生を楽しく生きるにはどうするか


本書には様々な要素が見られます。文章術、マーケティング、行動原理など。
その中でも特徴的なのが「人生哲学」だと思います。

糸井重里さんの、人生を楽しく生きるための哲学というものがよくわかります。すごく共感できます。

楽しいと感じるのは人それぞれで一概には言えません。
100人いれば100通りの楽しいや幸せがあります。

だからまず、自分がどんなことに価値を置いているのかを知ることから始めるといいと思います。一番大切で絶対に外してはならないこと。それが見えてくれば今後はそのコンパスの方向に向かって歩いていく。

もし道が別れていて判断に迷ったら、価値観という天秤を持ち出して価値の重さに傾いた方へ進んでいく。そうすれば自然と良き人生を歩めるのだと思います。

そんなヒントを色々と本書から学ぶことができます。

沢山引用したいことが言葉があるのですが、書ききれないので一部メモで紹介します(笑)

最後に2つだけ

誰だって命知らずには命を預けたくない。未練タラタラで守りたいものだらけで、度胸がないヤツが「でもここは、息を止めて飛び込もう」と言うからこそ、チームメイトは「よし、オレもやってみよう」と思ってやりとげることができる。大事なものがあるから、全力を尽くすことができる。

あらゆる不幸は、全力を尽くせないという悲しみにあるのではないか?

本書より

いい言葉です。

小説のような感覚で読め、実用的でもあります。

いい本でした。

以上、ヒント発見士ぴーちくぱーちくでした。

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