自己啓発・ビジネス

社員の信頼を大切にし「最強」のファンにする

ファン
ファン


昔よりも物が溢れている時代です。

同じような商品がゴマンとあります。

どこの店舗でも似たような商品が沢山あります。

インターネットでの販売、ECサイトも以前とは比べ物にならない程多くなって来ています。

私たち消費者がどんな物でも選べるようになっているので、売り手が独占的に力を持っていた時代は終焉しゅうえんを迎え、私たち買い手が、性能や値段を検索し比較検討して、選ぶ側へと回っています。

こんな時代に販売する側、提供する側、これは企業もそうだし、個人事業主もそうですが、どうすれば生き残っていけるのでしょうか?

どうすれば消費者に選び続けてもらえるのでしょうか?

経営者に限らず、営業、商品企画、マーケティング部門、広告部門など、あらゆる仕事に携わる方のテーマです。


あっ、自己紹介が遅くなりました。
ヒント発見士のぴーちくぱーちくです。

いきなり問題提起をしました。

冒頭にも書いた問題について取り上げています。
そして答えはタイトルに書きました(笑)



ファンを大切に作り込んでいくことが成功の鍵


今回は「ファン」がなぜ必要なのか?
「ファン」を作ることはどういうことなのか?
「ファン」になってもらうにはどうすればいいのか?
そしてその「ファン」がどう売り上げに繋がっていくのかという、最大のテーマに焦点を当てていきたいと思います。

そして上記のヒントを得た書籍がこちらです。


タイトル:ファンベース (ちくま新書)
著者:佐藤 尚之
ターゲット層:マーケティング部門の方、経営者、営業の方、商品開発の方、企画の方、売れないと嘆いている方、ファン作りに苦慮している方、SNS担当の方。

読んでいて、考えさせられることが非常に多かったです。

私たちはあまりには、どうすれば商品が売れるのか?
どうすれば売り上げに繋がるのか?

商品の性能をあげればどうか?→確かに良い商品の方が売れます。
値段を下げてはどうか?→確かに値段が低い方が見比べれば売れます。

一旦どうすれば、は置いておいて、企業の本業とは何かを見ていきます。

企業の本業とは「生活者の課題解決」であり「笑顔を作る」こと

本書より

ここは大切なので押さえて起きましょう。

私たちが何か物、商品を買う時は必ず課題があります。
お腹が空けば「食品」を。知的好奇心を満たしたければ「本」や「映画」

生活者の課題を解決することで企業が利益を得ています。

私たちはお金は支払うことでその対価(課題解決)を得ます。結果として「笑顔」になります。

コアファンとファンだけで売り上げの約90%を支えている

本書より

この数字は商品によって多少の前後はあると思いますが、ここで重要なことは、売り上げの多くはコアファンによって作られているということです。

熱狂的に支持をして他の商品や企業ではなく、あなたの商品、企業を選んでくれるのがコアファンです。

80対20の法則はご存知でしょうか?
パレートの法則と呼ばれるもので、詳しくは割愛しますが、簡単にいうと20%が80%を占めるという、あらゆるものに適用できる法則のことです。

より詳細を勉強したいというかたは下記書籍を読んで見るといいと思います。

私たちが何か商品を購入する時のことを思い浮かべて見てください。

ほとんどはあまり深く考えず購入しているのではないかと思います。

毎回必ず同じものではなく、その時々で安いもの、たまたま目についたものが多いと思います。もしそうでなくても他社から新製品が出たら、いつも購入していたものとは縁を切り移り変えてします。

でもファンは違います。

その企業、その商品を応援し唯一無二と捉えて熱狂しています。

だからちょっとやそっとのことでは浮気せず、必ずその商品を探して購入します。

ファンは買ってくれた人の20%くらい

本書より

上記の引用の通り、80%は浮遊票で、20%しか割合としてファンはいません。

でも購入者の人数でいえば20%しかいませんが、売り上げで見ると80%や90%に上るです。しかし残念ながら企業のマーケティングは、新しい消費者を取り込むことにばかり目がいってあの手この手で販促活動を行ってしまっています。

新規顧客は当然増やしていかなければならないのですが、今いる「ファン」を大切にしないと、その企業の行動によって離れてしまうことに本書は警鐘を鳴らしています。

大々的に告知をしたり、消費者を言い方が悪いですが詐称しているように見られるケースもあります。一時的には売り上げは上るかもしれませんが、今まで支えてくれていた「ファン」は失望して離れてしまいます。元も子もありません。

その対策が本書を読むを非常にわかりやすく説明されています。

もう少し続けますね。

商品を愛してくれる20%のファンを「囲い込み」する必要はないし、発信力あるファンほど「囲い込み」を嫌う


これも非常に重要なことです。本書にはファンコミュニティの運営方法も載っているのですが、ファンを囲い込んで思いのままにしようとしてしまったり、ファンに対してあからさまに販売をしようとすると逆効果になってしまいます。

ファンは自分でその商品や、企業の活動、大切にしていることに価値を見出し、自ら進んで購入しています。それを壊すようなことはしてはいけません。もし離れてしまうとそれは離れるだけには止まりません。

もともと強い思い入れがあるのがファンです。発信力もあります。ファンは自らいいと思うものを周りに進めてファンがファンを作っていきます。

でもそのファンに嫌われてしまったら。色々なところで悪口を言われる可能性があります。今度は一転して驚異になってしまいます。

だから安易にファンを縛り付けたり、意のままに動かそうとは思わないことです。

またこう書くと「ファン」を大切にを勘違いしてそれこそ「お客様は神様」というように必要以上にへりくだって接するかたが出てきてしまいますが、その必要はありません。あくまで対等。上でも下でもなく対等の立場。これも気をつけましょう。


社員の信頼を大切にし「最強」のファンにする

この「社員の信頼」は私も今まで本当に重要だと思ってきました。

なんなら企業が存続する上で一番大切なんじゃないかなと。

私はある電機メーカーの担当者と話しをする機会があったのですが、こんな話しをされていました。


“ある担当者:「自社商品を20万円分買わないといけないノルマがあるんですよ」


みなさまは自分の会社から言われたらどうでしょうか?

私は間違いなく自分の会社を嫌いになると思います。いやいや買わされた商品の企業なんて絶対に好きにはなりません

そしてどんな行動をとりますか?

多分、家族に話すでしょう。友人に話すでしょう。匿名でSNSに投稿するかもしれません。

働いている社員が嫌いな商品を誰が買うでしょうか?

目に見えています。

これは極端な例かもしれませんが、車のディーラーが他社の車に乗っていたらどうですか?

私には真剣に進めて来るのに、担当者は似たようなグレードの別会社の車を乗っていたら。

信用できませんよね?

自社製品を社員が使っていないというのは致命的だと思います。社員に好かれないのに、どうやって一般消費者にファンになってもらえるというのか。

社員が自社製品のファンになるにはその商品が良い物というのもありますが、企業の風土、社員をどれだけ大切にしているかということが社員自身が感じられるか。

これは非常に大切です。

本書にはこう書いてあります。

最初から自分の会社を嫌いになろうと思って入社する社員はいない

本書より

そうなんです。社員は自分の会社を好きになりたいと思います。だからまず、消費者に目を向けることよりも、社員がをどう思っているのか。そこから考えて行くことが大切です。

こればかりは一律の答えは内容に思います。風通し、勤務時間、パワハラなど企業、それこそ部署レベルで千差万別だと思います。ですから、ファンを作るのと平行して時間をかけて自社にも目を向けるべきだと思います。

ちょっと長くなってきてしまったので、そろそろ終わりにしますね(笑)


本書のタイトルは「ファンベース」です。

人が応援するのはモノでもコトでもなくヒトである

本書より

そして

全員に好かれる必要はさらさらない

本書より

企業が相手にしているのはヒトです。

効率よく売り上げを伸ばしていくことが求められるかもしれませんが、それだけでは消耗してしまいます。ファンがつくことは中々難しいと思います。

ファンを作るには、時間をかける必要があります。手前をかける必要があります。

何年もの間、忍耐と自制を重ねる

短くして得られたものは短くして失ってしまう

トライも、エラーも楽しもう

本書より

この「ファンベース (ちくま新書)」には多くのヒントがあります。

テクニック云々というよりかは、自社を愛してもらうため、ファンを喜ばせるにはといった、もっと本質的なことが書いてあります。

多分多くの人が「ファンベース」のように製品や消費者に向き合いたいと思っていると思います。
読めば共感していただけると思っています。

この「ファンベース」に照らし合わせると成功している企業が浮かび上がって来ると思います。
本書でもスターバックスを例に取り上げています。

自分でどんな企業がこの「ファンベース」に当てはまるのか分析してみても面白いと思います。

自分がどんな企業や商品のファンなのか?
それはなぜなのか?

自己分析して見ると、何か光明が見えて来るかもしれません。

そして重要なのが、ファンはだいたい20%くらいです。
八方美人ではなく、その20%を大切に作って一緒に育てていくことです。

全員に好かれる必要はない。

これだけでも私が軽くなりました。

これだけでも覚えて置いてください。

全員に好かれる必要はない。

あとは全て忘れて構いません(笑)



以上、ここまでお読み頂きありがとうございました。
ヒント発見士ぴ↖︎(*´ち`*)く♪ぱ↖︎(*´ち`*)く♪ でした。

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