自己啓発・ビジネス

ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式-問題を生み出せ、ビジョンを掲げろ-

あなたは「オールドタイプ?」それとも「ニュータイプ?」

別にアムロやカミーユ、ジュドーといったガンダム的な話しではありません。

仕事、ビジネス、思考、行動、考え方といった令和元年、新時代を生き抜く為の力、能力を指して旧態依然の「オールドタイプ」かはたまた「ニュータイプ」としての能力を持っているのか。もし持っていなければ、これからの時代にはニュータイプとしての能力が必要になり身につけておくべきだという内容の書籍です。

著者はオールドタイプとニュータイプをこのように定義しています。

オールドタイプ…問題を解決し、モノを作り出す能力を持つ者

ニュータイプ…問題を発見し、意味を創出する能力を有する者

前提として、昔は課題が山積み、問題が至る所にありすぎてそれを解決することが至上命題であった。

ビジネスとは常に「問題の発見」と「問題の解決」が組み合わされることで成立をするため、問題だらけであれば、その問題をいかに効率よく大量に解決をできるのかが勝負所であり企業が一番力を注いでいる部分であった。

しかし現代を相当に便利になり、モノが豊富でどの家庭にも様々な商品、サービスが行き渡りモノが余っている時代である。

そうなると相対的にモノを作る能力、ひいてはオールドタイプとしての「問題を解決」し「モノを作り出す」ことが出来る能力を有する人材の価値がどんどん下落していく。

一方でニュータイプと言われる「問題を発見」し続け問題を解決をすることに対する「行動に意味付け」を創出させる能力を有する人材の価値が高まっていく。また必要とされる時代が今である。

このような前提に立って筆者が伝えたいことを8章24項目にまとめあげているのが「ニュータイプの時代」です。

 

ニュータイプ

私はまだまだ現代においても課題や問題は沢山あると思っています。

その全体からみた数値としては少なくなっているかもしれませんが、貧困の問題もそうですし、紛争、病気、災害、汚染などの人類の大きな問題。

イジメ、自殺、労働環境、老後、人口といった個別の問題も様々あります。

だからといって筆者の意見に否定という訳ではなく、相対的には昔と比べて物質的には豊かになっていることは事実です。

大量生産大量消費の時代から特に日本は変わろうとしていて、事実変わりつつあるのが現状です。

その令和という時代に必要な思考と行動様式について色々と知見を与えてくれるので、読んで見ると面白い記述を目にすることが出来ると思います。

「失業」は生産性向上の末に達成された歓迎すべき状況

これも「おっ」と思った一文です。

生産性が上がるに連れて一人当たりに生み出せるモノが多くなるので、必然的に人は必要が無くなります。だから不要となった人が余るのは当然であり、生産性向上が達成された証でもあるということです。

ちょっと乱暴な表現だったかもしれませんが、そういうことです。

今も少しずつですが、RPAやRDAといった自動化が各企業で進められています。

コールセンターや各企業のホームページ上での問い合わせにも、人工知能、AI、チャットボット、ワトソンといった新しい技術が導入されており、少人数で大量の質問を捌けるようになってきています。

完全自動運転はもう少しだけ先ですが近い将来に必ず実現もされます。

そう考えると、それらの仕事に従事している人は必要が無くなり、また働いている時間も削減がされていく筈です。

でもだからといって、勤務時間が前より効率化されたにも関わらず減っているのかというとそうではないのが実情です。

それを著者は

クソ仕事の蔓延

と評しています。ちょっと汚い言葉ですね(笑)

その真意は…読んでみてください(笑)

考えてみるとなんとなーくわかるような気がすると思います。

もしあなたがサラリーマンだとすると自分、もしくは他人の仕事をみてみると、本当に必要な仕事をしているのかどうか。実際に本当に必要な仕事というのは労働時間全体のどれくらいなのか。

そういうことです。

計画的な行き当たりばったり

これは私は好きな言葉です。

計画を重視しリスクを避けるためあらゆる事態を想定して対策をこうじて絶対に問題がないように議論を尽くす。

一体どれだけの労力と時間、要するにコストをかければいいのか。

よくそんなことを考えてしまいます。そして全く物事が進まない上にようやく何ヶ月もかかって行動に移してみると予想外の出来事に直面し、結局走りながら課題解決をしていく。

そうではなく、目標と計画を立てたら即行動に移す。
当然問題は発生するかもしれないが、時間もコストも短縮してより成果物の高い仕事が出来る。

だからこの「計画的な行き当たりばったり」という言葉は好きだし私に合っているし、他の人にも持って欲しいと個人的に思っています。

「予測」ではなく「構想」

「未来がどうなるのか?」ではなく、「未来をどうしたいのか?」

意味を与えると人は豹変する

これは一番重要なポイントだと思っています。

先ほどもあらゆる場面を想定して対策をする、と書きましたが、多くの予測は必ず外れます。

それは何も各企業、部門の話しだけではありません。

世界的金融危機もそうだし、個別の株価暴落もそうだし、どんなに専門家が予測を立てたところでそれ通りになった試しがありません。

予測が役に立たないのであれば、どうなるかではなく、今後どうしていきたいのかという、未来をどういう形にして、あるべき姿を想像し、その未来を創る為の道筋を示す。

そんなニュータイプが現代には必要です。

って著者は言っています(笑)

私もまずビジョンを掲げてそこに向かっていくことが必要だと思います。

当然それ通りに行かないこともあるし、途中で違う道が見つかるかもしれません。

偶然見つけた道がイノベーションに発展するかもしれません。

そんな現在、今後にどのような力が必要なのかを示してくれています。

また各章の最後に纏めが載っているので、わかりやすい内容かなと思います。

もし本屋に行く機会があれば少しだけ立ち読みしてみてもいいかもしれませんね。
以上、ヒント発見士ぴーちくぱーちく(@pi_chikupa)でした。

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