自己啓発・ビジネス

能力を磨く AI時代に活躍する人材「3つの能力」

AI時代の到来に備えて

 

ヤフーショッピングのTポイントとpaypayポイントが少し余っていたので、今回はamazonではなくYahoo! JAPANで本書「能力を磨く AI時代に活躍する人材「3つの能力」」を購入してみました。

※リンク先がamazonなのはご愛嬌ということで

さて、本書のテーマですが、技術革新が目まぐるしい現代において、特に人工知能やAIというものが取り沙汰されることが日々増えてきています。

テクノロジーの進化で私たちの生活は今よりも豊かで便利になっていき、この流れは止まることなく更に加速度的に進んでいきます。

遠隔での医療技術、病気の自動診断、完全な自動運転、ドローンによるラストワンマイルの配達、RPAやRDAによる業務の自動化、VR技術を駆使した現実と仮想空間との融合などなど。

ほんの少し前までは青いネコ型ロボットの空想の世界だと思われてきたことが実現可能なところまできています。タイムマシンとまではいかないかもしれませんが、想像以上の未来が現実になる日もそう遠くないかもしれません。

そしてここからが本題ですが、ロボットや人工知能、AIといった技術が進歩し人間の能力を遥かに凌駕してきている分野があります。計算能力、記憶能力は当然として、今までは出来ないと思われていたことがディープラーニングなどにより、コンピュータ自身が自分で学び続け答えを出せるようにまでなってきています。

もちろん、まだまだ人間でないと出来ない分野や能力は沢山あります。しかしそれがいつまで持つかは分かりません。単純作業だけでなく知的作業を伴う業務までコンピュータができるようになってきています。

そればかりかオペレーターなどの人間だからこそできるコミュニケーションを伴う分野までテクノロジーが入ってきています。

そうなるとどのような未来が待っているのでしょうか?

これは意見が別れるところです。

テクノロジーが進化することで人間が行ってきた多くの仕事をロボットに任せられるようになり、人間は好きな事だけも好きなだけやりながら生きていける未来がくる。

もう一方の意見は人間にしか出来ない事を高い次元でこなせる人だけが生き残り、ロボットでも代替できる仕事しか出来ない人たちはテクノロジーに取って変わられ仕事を奪われてしまうという二極化が更に進む未来。

今までも新しい技術が生み出されると、伝統的な仕事はなくなり新しい仕事がその人たちを吸収していくから問題ないと考える人もいます。

歴史は繰り返しますが、想定の範囲を超えることも多々あるので、こればかりは絶対に正しいと言えることはないと思います。

しかし分かっていることは、AIの能力が多くの分野で人間を遥かに超えていきます。ロボットであれば24時間365日超スピードで一定のレベルの仕事をずっとこなし続けることが出来ます。人間よりも効率がよく、ある地点に達すると人を雇うよりもコストが下がります

資本主義、企業はその性質上コストが低い方を必ず選びます

こうなると、職を追いやられてしまう人は必ず出てきてしまうのです。もちろん新しい仕事も生まれそこに雇用が発生はしますが、全員を吸収できる程かは分かりません。日本は人口が少なくなってきていますが、世界的に見ると人口は増え続けています。

今よりもシームレスな社会になるので、国の違いなどは更に関係がなくなります。言語の問題も自動翻訳の技術によって近いうちに気にならなくなるレベルにまでなると思います。

そもそも、新しい雇用がタイミングよく出てくるかも疑わしいのです。少しでもズレが生じれば路頭に迷う、とまではいかないかもしれませんが、仕事がない期間が出てくるかもしれません。

またあったとしても、自分がやりたい仕事、十分な報酬があるなど希望の条件を満たしてくれる保証もありません

さて、ここまで少し長々と不安を煽りつつ書いてきましたが、本書はそんなAI時代が到来した時に備えて、十分な能力を身につけるために自分を磨いていきましょう、というのがテーマです。

スポンサーリンク

生き抜くための磨くべき能力

能力を磨くのと靴を磨くのをかけた画像

著者が本書を書いた理由としては、先ほど書いてきたように、AI時代が到来することによって淘汰されてしまう現実がきてしまうことについては色々な所で話題に取り上げられているのですが、それではどうすればいいのか、という具体的な方法論が語られていないから本書を書いた理由のようです。

私はこれをみて、本当にそうなのかなと思いました。書籍もそうだし成功している人たちも講演会などで、今後更に重要になってくる能力、例えば創造性、コミュニケーション力、プログラミング能力などがますます重要だと話しをされています。

確かに具体性と言われると、それが見当たらない話しや、それこそそんな書籍も沢山あります(実際に読んできました汗)

では、本書は具体性が超書いてあるのかというと、これについては二つ返事で「うん」とは言い難い。著者がいう必要な能力とその理由、そしてどのような方法を取っていけば良いのかという所まではもちろん書かれています。

しかし、全て本書で深掘りさせ全て解決されているかというと、残念ながらそういう構成にはなっていません。より詳しく知りたいかたは著者の著書を合わせて読んでねーってなってるんです。

書籍の巻末でも自分が書いた本の紹介をされています。

別に自分の書いた本を紹介するというのは当然だし、何も悪いことではありません。でもこれは私の経験上ですが、素晴らしい内容の本だなと思うものは、自分の書いた本以外の書籍を紹介したり文中で多く引用したりしています。

また海外発の書籍であれば、論を語りその有効性を証明するために多くの実験結果も同時に紹介しています。

それらは本書ではみることが出来ませんでした。

だから本書は有効ではない、信用性に欠けると言いたいのではありませんが、少し引っかかるものがありました。

当然紙面の問題はあるのかもしれませんが、本書を見ると分かりますが文字は大きく、文と文の余白も多く取っています。読みやすさを重視していることは分かりますが、語りたいことがあるのであればもう少しどーにか出来た印象は否めません。

あとは最初に笑ってしまったのですが、目次で11ページも使っています。区切りが多い書籍は他にもありますが、先ほど申し上げた通り文字がめちゃくちゃ大きくて、逆に読みにくいと思ってしまいました。

だから本書をもし読むのであれば、この一冊だけではなく、紹介されているいくつかの書籍を読んで初めて完結できると思ってから読んだ方がいいと思います。

もちろん本書だけでも学べないことがない訳ではありません。

このAI時代に淘汰される人物の特徴が分かったり、一般的に能力が高いと言われる人も関係なく淘汰される可能性が高いという指摘もその通りだと納得が出来ます。

知識や技術を身につける必要があるがそれだでは足らず、知恵と心得と経験を積む重要性にも気付かされます。

また十分な経験を活かすための内省の方法、これからの時代に必要なのは創造性ではなく革新性、現実変革力という指摘はまさにその通りだし、これはAI時代を待たずとして、今でも大変重要な能力だと思います。

そしてコミュニケーション力。

これは必ずといっていいほどAI、ロボットと人間との一番の大きな違いとして、そして人間ならではの能力として必ず挙げられます。

コミュニケーションには二種類あって、言語的コミュニケーション能力と非言語的コミュニケーション能力に分かれます。

著者の見解は非言語コミュニケーション能力が80%を占めるので、この能力を磨いていくことこそが最大重要だといっています。

一言でいうと「共感力」

詳しい説明は本書に譲りますが、よく言われる共感力、相手の共感を引き出す力、それではなく、より重要なのは相手に深く共感する力であると言っています。

その相手に深く共感する力を養うのに必要なのが「苦労の経験」であると。

この「苦労の経験」を得た相手に深く共感する力こそがこのAI時代到来に備えて私たちが磨いていくべき重要な能力であると著者はいっています。

それを説明するために本書が書かれており、その他に必要な能力にも言及されています。

そうです。だってタイトルに「3つの能力」って書いているのにそれはなに?共感力だけじゃないの?ってなりますよね。

詳しくは知りたい方は少し読んで見てもいいかもしれません。

だた先ほどお伝えした通り、本書だけで完結したとは中々に言い難い。ちょっと物足りなさを感じてしまうかもしれません。

私は少し時間を置いて、著者の別の著書を読んで見て、またその時に本当に勉強になったかどうか判断したいと思います(笑)

共感SNS 丸く尖る発信で仕事を創る【ヒント発見士ぴーちくぱーちく】 タイトル:共感SNS 丸く尖る発信で仕事を創る著者:ゆうこす 大変お恥ずかしい限りなのですが、私は「...
2019年ビジネス書大賞 大賞】AI vs. 教科書が読めない子どもたち【ヒント発見士ぴーちくぱーちく】 タイトル:【2019年ビジネス書大賞 大賞】AI vs. 教科書が読めない子どもたち著者:新井 紀子 AIが...
RELATED POST