小説・文芸

仮面山荘殺人事件-絶対に騙される東野圭吾氏作

絶対に騙される鳥肌ものの本格ミステリー傑作

東野圭吾さんは改めて凄すぎるなと感じた作品でした。本の帯にはこう書いてありました「このミス」1位「容疑者Xの献身」と並ぶ本格ミステリーの傑作。スカッと騙されてみませんか」と。

誇大広告、誇張表現がしばしばみられる書籍に纏わりつく帯の紹介文ですが、今回は嘘偽りなく傑作だし面白いし騙されました

いや、いつも推理ものだとかミステリものには騙されるんですけど、本当に気持ちよく騙されました。東野圭吾さんの著書を読むと筆致力、創作力とかはやっぱり一線を画していて、頭一つと言わず抜きん出ているのだなーと感じました。

これは、最後のオチがそうさせたのではなく、物語に引き込ませる圧倒的な構成力と文章力の成せる技なのでしょうか。まだ大きな事件がおきていない序盤でも「おっ、これは面白いな絶対」って思ってしまうのです。

当たり障りない簡単なあらすじ紹介

ここで最後の最後のネタバレはしませんし、深く内容にも触れませんが、少しだけどんな話しなのかを。

不慮の事故で娘を亡くしてしまった森崎家族とその親戚。森崎社長の秘書、亡くなった朋美の婚約者、朋美の親友、合わせて8人が毎年夏に集まる森崎社長の所有する別荘に集まる。

その山荘に逃走中の銀行強盗が侵入し、8人全員が人質として閉じ込められてしまうのだが、そこで思いも寄らない事件が起きて複雑に過去と絡み合い真相に迫っていく、という話。

山荘、殺人事件というワードがタイトルにあるので、この8名が山荘に閉じ込められて密室殺人事件でも起きるのかなーと思っていましたが、いきなり外部からの侵入者がくるという強引とも思える設定でびっくりします。

結構なんでも有りで疑問符を抱く人はいるかもしれませんし、最後のオチにも納得しない方もいるかもしれませんが、話の筋はしっかりと通っていますし、絶対に何の前情報もなく読んでオチを予想しあてる事ができる人はいないと思います。

興味深い本はいくつも読んできましたが、最近ここまで「参った」と思うような作品にお目にかかっていなかったので気分爽快愉快爽快になることができました。

あまりに有名な東野圭吾さんですので、既に読んでいる方が多いと思いますが、もしまだ読んでいないという方がいたら絶対に読んで欲しいなと思っています。

人に「どんな本がおすすめなの」と聞かれると非常に困ってしまうのですが、本書「仮面山荘殺人事件」のおかげでその悩みが解消されそうです。

これはおすすめです。

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