小説・文芸

誘拐遊戯-時を超えて事件が繋がる?

驚愕の結末に戦慄する誘拐殺人事件の真相

こんにちは。

発売日に本書「誘拐遊戯」を手に取るために、我らがAmazonで予約をした、と思っていたのに全然納品がされない。おかしいなと思い注文の履歴を見てみるとなんと注文をしていなかったという驚愕の結末を、まさか読む前に味わうとは思いもよりませんでした。

是非とも読む前も読んだあとも二度美味しいこの「誘拐遊戯」をどうぞ、というのは冗談ですが。

事の発端は女子高生が誘拐され「ゲームマスター」を名乗る犯人が身代金を要求する。その受渡役、交渉役に元刑事が指名される。

4年前にも同様の誘拐事件が起きており、その時にも身代金の受渡役を引き受けていた。当時の犯人も同じく「ゲームマスター」を名乗る。

当時は犯人の要求に僅かながら及ばず最悪の結果を招いてしまっていた。

今回こそは必ず自分の手で犯人を捕まえる。

しかし、事件が進むに連れて事件の形相が変化していく。

犯人と元刑事の間にどんな関係があるのか。

犯人の要求や意図が謎のまま場面が展開していきます。「ゲームマスター」に翻弄されつつも、事件を調べ徐々に真相に迫っていく、と思いきやそれが覆される。

約400ページ弱ある本書ですが、最後の最後の結末を知り驚愕してしまうと思います。

背景と事実を知ってしまうと、驚き悲しく居た堪れない気持ちになります。こんな悲しい結果は聞きたくなかった、と。出来ればただただ残忍な犯人像のままでいて、悪を成敗しハッピーエンドで終わって欲しかった、と。

と、そんな結末ではないからこそ興味深く面白いのではありますが。

最後の真相に至る前までは誘拐事件という犯人の要求にひたすら食らいつく元刑事の奔走にハラハラドキドキします。

知念さんの著書では医療関係のミステリーしか触れたことがなかったのですが、今回のサスペンス系の小説は色が全く異なって非常に面白かったです。

かなりやりきれない気持ちに読了後はなり注意が必要ですが、見事に裏切られたのは期待していた通り読んでよかったと思いました。

4年前の事件と今回の事件。

そして元刑事の過去。

うん。

面白いですよこれ。

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